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現場の防災 災害発生前の準備、発生後の対応マニュアル

砂防工事における安全対策のポイント

第3回/砂防工事における安全対策について③

2013/03/21

回から2回にわたり、実際の砂防工事の現場において、受注者・発注者が取り組んでいる安全対策の事例をご紹介します。

なお、ここにご紹介する以外にも、各現場では様々な取り組みがなされています。

砂防工事における安全対策についての理解の一助として参照頂くとともに、具体の現場における安全対策の実施に当たっては、各現場の状況などを踏まえて検討頂きますようお願いします。

現場状況・特性の把握

現場に即した安全対策を実施する上では、まず現場を含む流域の状況や特性を知ることが必要となります。

流域の地形、地質や気象の概要、過去の土砂災害の発生状況は、様々な形で公表・公開されている図書や資料、発注者から提供される資料により把握することができます。

また、具体的な安全対策の検討に当たっては、これら事前に得た情報とあわせ、実際の現場を点検・調査することにより、特に土石流の発生源となる上流の渓流・渓床の状況、崩壊や土砂移動の実態などを把握することも重要です。

土石流発生の監視や気象情報の把握

工事に伴う各種作業を行う現場から土石流発生域が離れている場合には、土石流や斜面崩壊などを直接作業員が視認することは困難となりますが、ひとたび土石流が発生した場合、自動車並みのスピードで一気に流れ下ることから、作業員の安全を確保する上では、土石流の発生を極力早期に把握し、迅速な退避などの対応につなげる必要があります。

このような現場では、監視員を配置し、渓流や斜面の状況などを直接監視することにより土石流や土石流の発生につながる崩壊の発生などを把握したり、ワイヤーセンサーなどの機器類を設置し、土石流発生などの情報を現場へ伝達する取り組みやサイレンなどの警報装置と連動させるシステムの構築・運用が行われています。

  • 土石流監視員による監視の事例
  • ワイヤーセンサー設置例

また、降雨をはじめとする気象に関する情報は、インターネットなどを通じて入手・活用できるほか、山間地などにおいて局所的な気象状況の変化を的確に把握する必要がある場合には、雨量計などの観測機器を設置する取り組みが行われています。

  • 警報装置設置例
  • 雨量計の設置の事例

近年、情報通信分野を含む各種技術の進展を受け、様々な機器やツールを活用して現場やその周辺に関する情報の収集・伝達ができるようになってきましたが、活用に当たっては、それらの特性について弱点も含めて十分理解し、現場条件に応じて適切に選択し組み合わせ、安全対策に活用することが重要となります。

監修・文
参考情報

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