2023/01/04
著者/三原泰司・清水尚憲・吉川直孝
出版社/株式会社日経BP
発行日/2022年12月5日
ISBN/9784296200849
定価/3,500円+税
建設業労働災害防止協会の統計によると、令和2年度の建設業における死亡者数は258名。これは全産業の労働災害による死亡者802名の32%を占めている。建設業では、「3K(きつい・汚い・危険)」から「新3K(給与・休暇・希望)」への転換を進めているが、統計の数字を見る限り、「危険」な業務であることが否めない。
本書は、建設業の安全衛生を考えるうえで今まで実践してきた活動の盲点といったことから、海外の先進事例、リスクアセスメントを現場で活かすためのヒント、すぐに使える安全対策などを紹介している。
なかでも、建設業における死亡率が日本の半分の英国や近年急激に死亡率が低下してきているシンガポールの取り組みは参考となる。
これからの日本の建設業の安全衛生管理を考える上で羅針盤となる一冊。
土木遺産を訪ねて
2024/12/02
今回の歩いて学ぶ土木遺産前半は、JR土崎駅から土崎港にある選奨土木遺産「廣井波止場」をめざす行程です。土崎駅舎は比較的新しい建物で、...
建設ディレクター
2024/12/02
愛媛県松山市を拠点に道路舗装工事業や、管路工事などを営む株式会社愛亀(あいき)。同社も令和5年(2023年)度に、坪田元気(つぼた・げんき)さん...
現場の失敗と対策
今月の一冊
2024/12/02
日本の国づくりを担った総勢48人の〝土木偉人〟。その肖像と代表的な功績を絵札にしたのが『土木偉人かるた』だ。絵札に登場する48人をみると、農業用ため池・満濃池の改修を手掛けた空海や...
Copyright © 2013 一般財団法人 建設業技術者センター All rights reserved.