2025/08/01
発行/株式会社労働新聞社
発行日/2025年6月(改訂2版)
定価/550円(税込み)
ISBN/9784868210269
※A6変形判/52ページ
気温の上昇とともに、警戒しなければならないのが「熱中症」。特に作業のほとんどが屋外となる建設現場では、重大な労働災害につながるケースも少なくない。熱中症による死亡事故や重症化を防ぐためには、被災のおそれがある労働者を早期に発見し、状況に応じて迅速で適切な対応をとることが第一歩である。
このポケットブックでは、熱中症について知っておかなければならない基本的な症状や発症原因、建設現場における災害事例のほか、熱中症にならないための日常的な健康管理、発症時の応急処置などを、イラストを交えて解説している。
第一章では、今年6月、企業に対して職場での熱中症対策を義務付ける改正労働安全衛生法施行規則(安衛則)が適用されたことも紹介している。熱中症の恐れがある作業者を誰もが早期に発見し、適切に対応するため「報告体制の整備」「実施手順の作成」「関係者への周知」の措置が義務付けられ、これを怠った場合に事業者へ罰金が科される可能性があることも盛り込んだ。
普段と変わりなく働いていた仲間が、突然倒れないようにするにはどうすればよいかーー。このポケットブックを参考に、被災を避けるためのポイントを再確認し、この夏を乗り切ってほしい。猛暑の本番はまだまだこれから。どうかご安全に。
コンコムでは、7月1日掲載の「トピックス」でも、改正労働安全衛生規則(6月1日施行)について紹介しています。あわせてご確認ください。
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