
2023/07/03
発行者/公益社団法人 土木学会
出版社/丸善出版株式会社
発行日/2023年3月1日
ISBN/9784297133443
定価/900円+税
(公社)土木学会 木材工学委員会が編集した本書は、林業や木材保存の専門家と、木材の利用技術開発に携わる土木技術者・研究者との協働で執筆された、一問一答形式、全63問からなるQ&A集。
第1章から第4章は基礎編として、木材に関する環境的な意義、木材の基本的な性質を分かりやすく説明。第5章から8章はマニュアル編として、土木工事における木材の利用事例を示しながら、設計の考え方などを解説する構成となっている。なかでも、「木材利用はなぜカーボンニュートラルの実現に役立つのか?」「土木で木材を利用するときの注意点は何か?」「木材で造られた橋やダムは安全なのか?」等の、土木に木材を使用する上での基本的な疑問やヒントとなる事例が紹介されているのは有益である。
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて、土木工事にも木材を利用する動きがある中、木材の持つ基本的な特性を理解し、どのような場面で利用するのがより効果的かを判断するための学習書にもなる一冊。
現場の失敗と対策
コラム
建設ディレクター
トピックス
2025/11/04
公益社団法人土木学会は、令和7年度の「選奨土木遺産」に認定した19件を発表しました。...
今月の一冊
2025/11/04
著者は、西ドイツ政府交換留学生として4年間の単身ドイツ留学を経て本州四国連絡橋公団(当時)に入り、国家プロジェクトである本州四国連絡橋の設計・施工に携わった成井信氏。本四架橋の...
Copyright © 2013 一般財団法人 建設業技術者センター All rights reserved.