2024/07/01
(表紙画像は出版社ホームページより)
発行/株式会社エクスナレッジ
著者/北河大次郎、紅林章央、小野田滋、高柳誠也
発行日/2023年5月
価格/本体1,680円(税別)
ISBN/9784767831398
東京のちょっとマニアックな土木構造物――「多摩ニュータウンの歩道橋群」や、羽村市にある史跡「五ノ神まいまいず井戸」など――。東京タワーや東京ゲートブリッジ、渋谷駅といったいわゆる有名どころだけでなく、4人の著者が「美しい」と感じる都内62の土木構造物を、台場・有明、品川・羽田、都心南、都心西、隅田川・荒川、新宿・渋谷、多摩のエリアごとにとりあげた。「鑑賞術」というだけあって、何を見るべきか、その美しい外見だけでなく、技術的ポイントをおさえた機能面の素晴らしさも説く。
フルカラーの写真も見ごたえ十分。コラム「隅田川は夜見ても美しい」のライトアップ写真を目にすれば、改めて橋梁の〝美しさ〟に圧倒されるはず。どの写真からも、当時の先端技術を用い、美しい構造体をつくろうとした技術者や施工者の、ものづくりに対する努力や思いが伝わってくる。迫力満点のインフラツーリズムの世界に誘う一冊。
トピックス
2025/02/03
コンコムのトピックスでも紹介していますが、国土交通省では、令和6年(2024年)2月に「適正な施工確保のための技術者制度検討会」の審議を踏まえ...
土木遺産を訪ねて
2025/02/03
今回の歩いて学ぶ土木遺産は、熊野灘(和歌山県潮岬~三重県大王崎にかけての海域の総称)に近接する土木遺産「鬼が城歩道トンネル」と「緑橋防潮水門」です...
建設ディレクター
2025/02/03
藤原工業(北海道中川郡幕別町)も、令和6年(2024年)4月の「罰則付き時間外労働の上限規制」の適用を見据え、業務効率化やデジタル化を進めるべく...
今月の一冊
2025/02/03
琵琶湖疎水の田辺朔郎や小樽築港の廣井勇ら、明治から昭和にかけて、社会インフラの整備に命をかけた20人の土木技術者たち。その信念に基づく生き様を、リスペクトを持って描いた作家・田村喜子の名著...
現場の失敗と対策
コラム
Copyright © 2013 一般財団法人 建設業技術者センター All rights reserved.