土木遺産を訪ねて 最寄り駅から歩いて行ける土木学会選奨土木遺産を紹介。周辺の見どころ等、旅の参考にしてください。

木学会が平成12年に設立した認定制度──『土木学会選奨土木遺産』。顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的に、500件を超える構造物が認定されています。
コンコムでは、たくさんの土木遺産の中から、最寄り駅から歩いて行ける土木遺産をピックアップし、「土木遺産を訪ねて─歩いて学ぶ歴史的構造物─」を不定期連載します。駅から歴史的土木構造物までの道程、周辺の見どころ等、参考になれば幸いです。
みなさんも旅のついでに少しだけ足を延ばして、日本の土木技術の歴史にふれてみてはいかがでしょうか。

File 24

南郷洗堰

【南郷洗堰】

南郷洗堰
認定年平成14年度(2002年度)
所在地滋賀県大津市
竣工明治37年(1904年)
選定理由淀川改良工事の一環として築造された戦前期最大の32連煉瓦・石造角落洗堰

Start

今回の歩いて学ぶ土木遺産は、京阪鉄道石山坂本線(いしやまさかもとせん)の唐橋前駅(からはしまええき)から土木遺産「南郷洗堰」へ向かう行程です。唐橋前駅は、JR西日本琵琶湖線で京都から米原方面に4駅先の石山駅に隣接する京阪石山駅から、京阪鉄道で1駅のところにあります。「南郷洗堰」へは、唐橋前駅からさらに1駅先の、石山坂本線終点である石山寺駅が最も近いのですが、「日本の道百選」にも選ばれている「瀬田の唐橋」から巡るべく、唐橋前駅からスタートします。

写真1)唐橋前駅

写真1)唐橋前駅

Point 1

唐橋前駅の目の前を通る県道104号石山停車場線を東へ150mほど歩けば、瀬田川に架かる「瀬田の唐橋」西詰に着きます。「瀬田の唐橋」は琵琶湖の南端に位置しており、全長が約224m(瀬田川の中州を挟んで、東側の大橋約172m、西側の小橋約52m)あります。天智天皇の近江大津宮遷都(天智6年(667年))の頃に橋が架けられたと推定されており、「日本三大名橋」と記された説明板も現地に設置されています。(あとの二橋は、京都府宇治市の宇治川に架かる宇治橋、京都府大山崎町の淀川にかつて架かっていた山崎橋と言われています。)天正3年(1575年)に織田信長によって現在の位置に橋が架けられ、昭和54年(1979年)に現在のコンクリート桁橋として架けられましたが、緩やかな反りを持つアーチ状の橋の形や欄干などに往時の趣が保たれています。信長の架橋時には、初めて銅製の擬宝珠(ぎぼし:欄干の柱の上に設けられている飾り)が付けられたとされていて、擬宝珠は歴代受け継がれて「明和」「文政」などの銘が入ったものも現存しています。また昔は、東国から京都へ向かうには、基本的には琵琶湖を渡るか瀬田川を渡るしかないことから、明治22年(1889年)まで瀬田川に架かる唯一の橋であった「瀬田の唐橋」は、交通・軍事の要衝であり、「唐橋を制する者は天下を制す」と言われたとされています。事実、唐橋は壬申の乱(天武元年(672年))、承久の乱(承久3年(1221年))等、さまざまな戦乱で攻防が繰り広げられ、何度も焼き落されてきた歴史を持っていることから、「歴史に名を刻む」橋としても知られています。

写真2)瀬田の唐橋(西詰地点より)

写真2)瀬田の唐橋(西詰地点より)

写真3)遠景(東詰・下流側地点より)

写真3)遠景(東詰・下流側地点より)

なお、後に平将門を討伐して東国を平定する藤原秀郷が、この「瀬田の唐橋」を渡った際に、橋下に住む竜神の要請を受けて三上山の大百足(オオムカデ)を退治し、食べ尽くせないほどの米俵等を土産にもらったことから「俵藤太」の名がつけられたとする伝説も有名です。さらに「急がば回れ」の由来が、比叡山から琵琶湖に吹きおろす強風「比良おろし」と「瀬田の唐橋」との関係を詠んだ室町時代の和歌にあることも、当時の様子を感じ取ることができます。

Point 2

「瀬田の唐橋」西詰からそのまままっすぐ東に進み(県道2号大津能登川長浜線)、小橋を渡って中州に着くと、中州の東側(大橋側)の上流すぐ傍に、鳥居川水位観測所があります。琵琶湖の水位は、平成4年(1992年)4月から湖内5箇所で観測したデータを平均した数値にしていますが、それまではこの鳥居川水位観測所で観測された水位をそのまま琵琶湖の水位としてきました。この観測所は明治7年(1874年)2月4日にオランダ人技師エッセルの指導によって開設されたもので、この時に水位ゼロとした基準水位(T.P.+84.371m。大阪城の天守閣の高さとほぼ同じです。)が現在でも用いられています。平成15年(2003年)に目視による観測が終わるまで、129年もの長きにわたり、何代もの観測員の人たちによる毎日2回(朝夕6時)の観測に支えられてきたそうです。テレメータにより観測されている現在でも、鳥居川水位観測所は瀬田川の洪水予報の基準地点として重要な役割を担っています。

写真4)鳥居川水位観測所

写真4)鳥居川水位観測所

Point 3

中州から大橋を渡って橋の東詰に着くと、すぐ上流側に「ビワイチ」の出発地点があります。「ビワイチ」とは「琵琶湖一周」の略であり、琵琶湖サイクリングのことを意味します。琵琶湖一周は約200kmですので、時速20kmで休むことなく自転車を走らせたとしても、約10時間かかることになります。ビワイチのコースは、令和元年(2019年)11月に国土交通省が定める「ナショナルサイクルルート」に指定されています。高低差が少なく、サイクリング初心者でも走りやすい環境のようですが、一周にトライされるのであれば、体力に自信のある方でも時間に余裕のある予定を立て、体調を万全に整えたうえで、推奨されている反時計回りで、琵琶湖を左に眺めながら安全にサイクリングされるのがお勧めです。

写真5)ビワイチ出発の地(後ろは唐橋)

写真5)ビワイチ出発の地(後ろは唐橋)

なお、「瀬田の唐橋」から望む琵琶湖の夕景は「瀬田の夕照(せきしょう)」として、江戸時代初期にはすでに知られていた「近江八景」の一つに数えられ、歌川広重の浮世絵にも描かれています。また「瀬田の唐橋」東詰から(瀬田川左岸を)南に下って南郷洗堰に至る瀬田川沿いの道(県道29号瀬田大石東線ほか)は、「夕照の道」の愛称が付けられています。

Point 4

「瀬田の唐橋」東詰から、唐橋を再び渡って西詰に戻り、ここから瀬田川右岸(西側)を川沿いに南下します。東海道新幹線、名神高速道路の高架橋の下をくぐる等、700mほど進むと、京阪鉄道の石山寺駅に着きます。石山寺駅ののどかな雰囲気に心を奪われ、写真撮影を忘れてしまいましたが、石山寺駅に着く直前には、「紫式部の泉」(「国宝 源氏物語絵巻」の場面を6面のレリーフではめ込んだモニュメントが設置されている噴水)があります。また、平成24年(2012年)に電線が地中化された、石山寺駅から石山寺東大門へと続く石山寺表参道(約800m)は、「おもてなしエリア」「和歌エリア」等の6つのエリアに分けて、紫式部がこよなく愛し、源氏物語に登場させた数十種の草木を配し、四季折々の表情豊かな、一年を通して楽しめる参詣道とする「石山紫の道」推進計画が進められています。これが完成すれば、石山寺駅前に設置された石山寺多宝塔(レプリカ)を見た瞬間から、平安時代の香りに包まれてしまうのではないでしょうか。

写真6)電線地中化された表参道

写真6)電線地中化された表参道

Point 5

石山寺駅から石山寺に向かって100mほど進むと、大津放水路の瀬田川への流入地点に着きます。大津放水路は、大津市南部の人口密集市街地を流下する三田川、盛越川等の8河川の各中流部において、地下トンネル方式の人口河川・大津放水路へ洪水の一部を分流し、洪水影響の少ない瀬田川に直接放流するもので、総延長約4.7kmのうち、盛越川までの約2.4kmを、国がI期区間として、平成17年(2005年)に完成させています。桂川からの越水等により京都市嵐山地区や伏見区で浸水するなど大きな被害をもたらした平成25年(2013年)台風18号豪雨においても、大津放水路Ⅰ期区間関係区域では、浸水被害は発生しませんでした。大津放水路の残る約2.3km(Ⅱ期区間)はまだ実施されていませんが、令和3年(2021年)8月の淀川水系河川整備計画の変更に際しても、実施時期の早期検討を行うことが、滋賀県から国に意見提出されています。

写真7)大津放水路の流入地点

写真7)大津放水路の流入地点

Point 6

さらに参道を進むと、石山寺東大門に着きます。この東大門は三間一戸の八脚門、入母屋造(いりもやづくり:上の方が切妻 (きりづま) 、下が四方へ勾配をもつ屋根のこと)、本瓦葺の建物で、正面の左右に仁王像を安置しています。この石山寺は、瀬田川のほとり、伽藍山(標高239m)の麓に、聖武天皇の勅願により天平19年(747年)に創建されたと伝えられています。境内には寺名の由来になった硅灰石が至るところに突出し、巨大な堂宇もその上に建てられています。平安時代には真言宗寺院となり、数多くの貴族や女流文学者が参拝する「石山詣」が盛んになったと言われています。「蜻蛉日記」の作者藤原道綱母や、「更級日記」の作者菅原孝標女も参詣していますが、一番有名なのは紫式部がここ石山寺で「源氏物語」の着想を得て執筆を始めたと伝えられていることでしょう。

写真8)石山寺東大門

写真8)石山寺東大門

また、石山寺駅前にレプリカが設置されている石山寺の多宝塔は、建久5年(1194年)に源頼朝の寄進で建立されたもので、年代のハッキリした多宝塔の中では日本最古のものです。多宝塔とは、平面が方形の初層の上に平面が円形の上層を重ね、四角錐形の屋根を持った二層の供養塔のことを言いますが、石山寺の多宝塔は古さだけではなく美しさも日本一と言われているそうです。石山寺には、国宝として多宝塔や本堂があるほか、東大門や御影堂、鐘楼など重要文化財も多数あり、さらに「近江八景 石山の風月」として描かれた琵琶湖・瀬田川の美しい風景・名月を楽しめる月見亭もあります。また門前には、石山寺名物の「志じみ釜飯」(「創業寛政十一年」の看板のお店もあります)や、湖国の名産品「ふなずし」をいただける食事処等があり、ゆっくりと拝観・食事をしたかったのはヤマヤマだったのですが、目的地である「南郷洗堰」まではまだ距離がありましたので、立ち寄ることはあきらめて、ひたすら南下することとしました。

Point 7

石山寺東大門から1.5kmほど歩くと、前方に瀬田川洗堰がぼんやりと見えてきますが、さらに500mほど進んだ、関西電力(株)宇治発電所への取水地点まで来ると、瀬田川洗堰までは300mほどの距離になり、全景がハッキリと見てとれるようになります。取水は、瀬田川の取水地点から150mほどのところにある3門のゲート(石山制水門)でコントロールしていて、最大61m3/sの水量を宇治発電所まで送水しています。宇治発電所は京都府宇治市の、塔の島を挟んで平等院と反対側になる宇治川右岸(東側)にあり、約11kmの導水路(ほぼ隧道。掘削は人力。)を通ってきた琵琶湖の水を、約60mの落差を利用して、最大出力32,500kWの水力発電を実施しています。大正2年(1913年)に運転開始した当時は出力27,630kWで、これは当時、関西地方で最も大きい出力であった蹴上発電所の出力4,800kWをはるかに超えるものでした。なお、宇治発電所は平成22年度(2010年度)に選奨土木遺産に選定されています。

写真9)石山制水門

写真9)石山制水門

Goal

瀬田川をさらに南下するとGoalの南郷洗堰に到着です。この洗堰は、瀬田川の流量を調節して、琵琶湖の洪水の防止と下流淀川の洪水の防止を図る目的で明治38年(1905年)に完成しています。日本最大の湖である琵琶湖(流れ込む川は大小あわせて100以上あります)の水が唯一流れ出る河川である瀬田川は、昔は川幅が狭く、流れ込む多量の土砂により河床も浅かったことから、大雨が降るたびに琵琶湖の水位は高くなってなかなか下がらず、沿岸は浸水が幾日も続きました。このため明治29年(1896年)に開始された淀川改良工事により、瀬田川の拡幅と浚渫が行われることになりましたが、瀬田川が従来の2倍の流下能力をもつようになるため、その流量を調節する南郷洗堰が建設されたものです。洗堰は32連になっており、その堰柱は幅1.82m、敷長7.27m、天長4.55m、高さ5.91mで、煉瓦と石材により造られていました。堰柱の両側面には縦溝が設けられ、その縦溝に角材を人力で上げ下ろしすることにより流量調節を行うものでしたので、全閉に丸2日、全開に丸1日を要する大変な作業であったと言われています。この洗堰は約60年間にわたって、その大きな役割を果たしましたが、昭和36年(1961年)、約120m下流に新たに建設された瀬田川洗堰にその役目を引き継ぎました。役目を終えた南郷洗堰は取り壊されましたが、右岸側1門分、左岸側6門分は残され、往時の面影を忍ばせています。(本稿冒頭の写真は左岸側のもの)

写真10)在りし日の洗堰と位置図(琵琶湖河川事務所 現地説明版より)

写真10)在りし日の洗堰と位置図(琵琶湖河川事務所 現地説明版より)

なお、瀬田川洗堰は10門で遠隔自動制御によりゲート操作の所要時間は30分になっていますが、琵琶湖の豊富な水資源をより有効に活用するために昭和47年度(1972年度)から実施された琵琶湖総合開発事業により、琵琶湖の水位が低下した場合にも正確な流量調節を行うためのバイパス水路が(3門)が左岸側に設置されています。
また南郷洗堰の左岸、右岸側とも近傍の堤防天端までは行けますが、堰上部は立ち入り禁止になっています。瀬田川洗堰は直下流に架けられた県道108号南郷桐生草津線の歩道が北側に設置されていることから、柵越しではありますが、堰ゲートの操作盤、巻き上げロープなどを間近に見ることができます。

Topics

今回は瀬田の唐橋も巡る欲張った行程であったため、歩行距離が長くなってしまいました。石山寺をじっくりと参観する場合や、夏の暑い時期に南郷洗堰を訪れる場合には、石山寺駅を出発する行程として、瀬田の唐橋は別日に訪れることをお勧めします。なお、気候の良い時期であれば、体力に自信のある方には、瀬田の唐橋から南郷洗堰までの、瀬田川左右岸の河川管理用通路などを整備した「瀬田川散策路」(通称:瀬田川ぐるりさんぽ道:約8.5km)をぐるりと一周する行程もあります。この散策路は、国土交通省琵琶湖河川事務所が、平成元年度(1989年度)から水辺整備として進めたもので、平成26年度(2014年度)に完成した際に愛称が公募され、応募総数236点の中から「瀬田川ぐるりさんぽ道」に決定されています。
また、散策路の途中途中には「瀬田川ぐるりさんぽ道」の案内板が設置され、散策路全体の位置図に現在位置、トイレ、鉄道駅・バス停などの公共交通機関、観光施設等が明記された地図が記載されていますので、迷うことなく快適に散策できます。

写真11)土木遺産銘板ほか

写真11)土木遺産銘板ほか

さらに、瀬田川洗堰の左岸上流側には「水のめぐみ館 アクア琵琶」があり、琵琶湖や淀川に関して幅広く学ぶことができます。ここでは、南郷洗堰の一部(1門分の高さ1/3部分)が堰を開閉する人たちの人形とともに、実物大の模型として再現されており、開閉作業のたいへんさもよくわかります。この「アクア琵琶」では「瀬田川洗堰」のダムカードが配布されているほか、今年は琵琶湖開発施設の管理開始から30年を迎えることを記念して独立行政法人水資源機構が5月16日から、「瀬田川洗堰操作規則」の策定から30年を迎えることを記念して国土交通省琵琶湖河川事務所が7月1日から、それぞれ「30周年記念カード」を配布していますので、時間がある方はぜひ入館してみてください。(いずれの記念カードも配布予定枚数限りになっていますのでご注意ください。)
南郷洗堰の「選奨土木遺産」の銘板は、南郷洗堰前に設置されています。

Album(※)写真をクリックすると全体をご覧いただけます

  • 「日本の道百選」顕彰碑

    「日本の道百選」顕彰碑

  • 「瀬田の唐橋」現地説明板

    「瀬田の唐橋」現地説明板

  • 「夕照の道」表示

    「夕照の道」表示

  • 京阪鉄道 石山寺駅

    京阪鉄道 石山寺駅

  • 石山寺多宝塔(石山寺駅前レプリカ)

    石山寺多宝塔(石山寺駅前レプリカ)

  • 大津放水路Ⅰ期区間(国交省HPより)

    大津放水路Ⅰ期区間(国交省HPより)

  • 石山寺境内各所の図

    石山寺境内各所の図

  • 「創業寛政十一年」の看板

    「創業寛政十一年」の看板

  • 瀬田川洗堰全景(宇治川発電所取水地点より)

    瀬田川洗堰全景(宇治川発電所取水地点より)

  • 南郷洗堰(右岸側:上流側より)

    南郷洗堰(右岸側:上流側より)

  • バイパス水路(上流側より)

    バイパス水路(上流側より)

  • 瀬田川洗堰全景(南郷洗堰左岸地点より)

    瀬田川洗堰全景(南郷洗堰左岸地点より)

  • 瀬田川洗堰全景(左岸側:下流側より)

    瀬田川洗堰全景(左岸側:下流側より)

  • 瀬田川洗堰操作盤等(県道108号歩道より)

    瀬田川洗堰操作盤等(県道108号歩道より)

  • 瀬田川洗堰 管理用通路(右岸側より)

    瀬田川洗堰 管理用通路(右岸側より)

  • 「瀬田川ぐるりさんぽ道」案内板 瀬田の唐橋西詰地点

    「瀬田川ぐるりさんぽ道」案内板 瀬田の唐橋西詰地点

  • 「瀬田川ぐるりさんぽ道」案内板 宇治川発電所取水地点から少し上流地点

    「瀬田川ぐるりさんぽ道」案内板 宇治川発電所取水地点から少し上流地点

Map

地図

地理院地図をもとに当財団にて作成

【今回歩いた距離:約4.9km 唐橋前駅~瀬田唐橋東詰~瀬田唐橋西詰~南郷洗堰】

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