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2025/11/04

令和7年度 土木学会選奨土木遺産
―大野ダム、轟橋など19件を選定―

写真:大野ダム(土木学会ホームページより)

写真:大野ダム(土木学会ホームページより)

公益社団法人土木学会は、令和7年度の「選奨土木遺産」に認定した19件を発表しました。今回は、国内で初めてつくられた大口径放流管を備えた洪水調節ダム「大野ダム」(京都府南丹市)、国内1位の径間長を誇る石造アーチ橋「轟橋(とどろばし)」(大分県豊後大野市)などが選ばれました。轟橋は森林鉄道トロッコ軌道として完成し、廃線とともに道路橋となり、今なお地域交通を支えています。

「選奨土木遺産」は、社会や土木技術者へのアピール、まちづくりへの活用などを目的に、平成12年に創設した認定制度。交通、防災、農林水産業、エネルギー、衛生、産業、軍事など幅広い用途の土木関連施設(原則として、竣工後50年が経過したもの)を対象にしており、これで累計550件となりました。

コンコムでも、「土木遺産を訪ねて-歩いて学ぶ歴史的構造物-」のコンテンツを掲載し、最寄り駅やバス停、駐車場から気軽に訪ねることができる土木遺産を紹介しています。是非ご覧ください。

令和7年度 土木学会選奨土木遺産

NO 対象構造物 所在地 竣工年
木コンクリート橋・木直川橋 北海道 1963(昭和38)年
移設復元1987(昭和62)年
納沙布岬灯台 北海道 1930(昭和5)年
中岩ダム 栃木県 1924(大正13)年
駒橋発電所落合水路橋 山梨県 1907(明治40)年
嵐山橋 神奈川県 1959(昭和34)年
城嶺橋 愛知県 1937(昭和12)年
富山県営立山砂防施設群 富山県 1906(明治39)年~1925(大正14)年
領内橋 三重県 1923(大正12)年
六供配水塔と旧ポンプ室 愛知県 配水塔:1934(昭和9)年
旧ポンプ室:1933(昭和8)年
10 大師第16号拱渠 和歌山県 1925(大正14)年
11 大野ダム 京都府 1961(昭和36)年
12 屋形橋 兵庫県 1933(昭和8)年
13 千苅導水路の水管橋群 兵庫県 1917(大正6)年
14 吉野川橋梁 奈良県 1928(昭和3)年
15 宇都井高架橋 島根県 1974(昭和49)年
16 波節岩灯標 香川県 1895(明治28)年
上部投光部改修:1980(昭和55)年
17 轟橋 大分県 1934(昭和9)年
18 出会橋 大分県 1925(大正14)年
19 鹿狩戸橋 宮崎県 1931(昭和6)年
 

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