ConCom Constructor's Community
建設技術者のための情報発信サイト
4)土留
2013/01/21
工事内容 | 排水管を敷設するため掘削 配水管 径0.3m 掘削深 約1.5m |
---|
浄水場構内における既設排水管を切り回しするため、新しく排水管を敷設することとなった。このため、掘削作業に先立ち、管理者から提示された図面に基づき現地で埋設管の位置を特定したのち掘削を開始したが、実際の埋設管の位置が図面と異なっていたことから、埋設管(電気ケーブル線)を破断させた。
構内で新規に掘削作業を開始する際には必ず試掘をする、という作業手順を省略し、図面上の情報だけで掘削を開始したことが原因である。
管理者と協議し、電気ケーブル線を復旧した。
会社では、あらかじめ作業ごとに作業手順を決めている。この作業手順に従って作業を行うようあらためて現場に徹底した。
あらかじめ決められている作業手順によれば、浄水場構内において掘削作業を行う場合は、まず平スコップを用いて人力で試掘を行い埋設管の場所を特定することとなっていた。なお、作業手順では特定された埋設管の位置をスプレー、木杭、ポール等を使って明示し、作業員が埋設管の位置をわかるようにすることとなっている。
[監修・文 ConCom事務局]
現場探訪
2024/04/01
日本における少子高齢化は、統計上も今後もさらに加速することが予想されており、これに伴う生産年齢人口の減少も、今後ますます...
現場の失敗と対策
現場の失敗と対策
今月の一冊
2024/04/01
現場代理人の〝腕〟次第で、工事の生産性や安全性だけでなく、企業の利益や信用にも影響がおよぶ。だからこそ、現場代理人の確保と育成は、建設会社の発展のための...
建設ディレクター
2024/04/01
罰則付き時間外労働の上限規制の適用が、建設業にも開始されました。まだ長時間労働の削減に取り組めずにいるのであれば、...
トピックス
2024/04/01
国土交通省近畿地方整備局は、今年(2024年)4月から「罰則付き時間外労働の上限規制」が適用されることを踏まえ、働き方の改革を促進するための「土木工事書類作成スリム化ガイド」...
Copyright © 2013 一般財団法人 建設業技術者センター All rights reserved.