2022/09/01
「生産性向上」や「働き方改革」が求められている建設業界。現場で工事にあたる受注者の技術者はもちろん、発注者の技術者にも時代に合わせた技術力・対応力が求められています。コンコムを運営している一般財団法人 建設業技術者センターが実施した調査研究においても、「生産性向上」と「働き方改革」の推進には、受注者側の現場技術者の意識向上だけでなく、発注者側にもさまざまな課題があるとの報告をしました。
こうした現状の中、国土交通省 関東地方整備局の事務所において、現場で受発注者相互の良好な信頼関係を構築することができた好事例をまとめた報告書が発表されています。より良い現場を実現するために、実際の工事を担当した受注者の生の声(アンケート)を集め、「なぜ、この工事が受注者側から評価されたのか」等について、さまざまなテーマごとにまとめられています。報告書は、発注者側の技術者の心構えを構築することが主な目的ではありますが、ここに記されたエピソードやコメントは、受注者としての発注者への向き合い方の一助になると思われます。ぜひ参考にしてください。
土木遺産を訪ねて
2024/08/01
今回の歩いて学ぶ土木遺産は、高松琴平電気鉄道(通称ことでん)長尾線に乗って、選奨土木遺産「新川橋梁」を訪れる行程です。出発点となる高松築港駅は、海水を引き込んだ水城とし...
現場の失敗と対策
建設ディレクター
2024/08/01
建設技術者の獲得競争は、鹿児島県内でも年々厳しさを増しているといいます。できるだけ多くの工事を受注したくとも、建設技術者は限られており...
今月の一冊
2024/08/01
建築現場の施工マネジメントにおいて、「修行のもとで培った貴重な勘やコツ」は言葉に置き換えることが難しく、「暗黙知」として継承が難しいといわれる。本書では、建築現場で...
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