1)切土
2013/04/22
工事内容 |
団地造成において別紙のような断面で切土工事を行い、のり面保護と植生工を行った。 代表的切土高;約4.5m 植生基材吹きつけ;t=3cm |
---|
のり面掘削時の判断では、亀裂の多い軟岩ではあったものの湧水はにじみ出る程度 であり、このような多量の湧水は想定しなかった。ジオテキスタイルによる補強土の裏面にはあらかじめ排水溝を設けていたが、これは上部あるいは表面から浸透した雨水を処理するためのもので、このような大量の湧水を処理するためのものではなかった。このため、排水が間に合わず背面水圧が過剰となりジオテキスタイル補強土全体を押し流してしまったことが崩壊のメカニズムとして考えられる。
崩壊した土砂をすべて撤去し、あらためて排水性のよいかごマットによりのり面の保護を図るとともに、かごマットを適宜覆土し植生の生育を図った。
[監修・文 ConCom事務局]
土木遺産を訪ねて
2024/11/01
今回の歩いて学ぶ土木遺産は、JR男鹿駅から船川港にある選奨土木遺産「第一船入場防波堤」と「第二船入場防波堤」をめざす行程です。出発点となるJR男鹿駅(2018年新設)の駅舎は...
現場の失敗と対策
コラム
働き方改革
2024/11/01
もちろん、業務上必要な残業は、36協定の範囲内で命じることができます。そもそも36協定(時間外・休日労働に関する協定届)とは...
トピックス
2024/11/01
公益社団法人土木学会は、令和6年度の「選奨土木遺産」に認定した14件を発表しました。今回は、廃川敷に計画された「甲子園開発」の先駆けとして...
今月の一冊
2024/11/01
最先端のデジタル技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)、女性や高齢者、外国人などが活躍できる多様性の実現、働き方改革など、従来のイメージを変革するさまざまな...
Copyright © 2013 一般財団法人 建設業技術者センター All rights reserved.