2026/06/01

(表紙画像は出版社ホームページより)
著者/岩城一郎
出版社/講談社
発行日/2025年12月
定価/960円(税別)
ISBN/9784065418697
高度経済成長期に建設された日本のインフラは、老朽化が進行し、改修や建て替えを余儀なくされている。橋梁やトンネルなどの道路構造物や水道管などの地中構造物は劣化すると大事故につながることもあり、早急な対策が必要だ。
コンクリート構造物の高耐久化やインフラメンテナンスを専門とする著者が、土木を学んでいない一般の読者にも理解しやすい言葉で、インフラ建設の変遷、インフラ劣化の現状をデータに基づいて明らかにし、インフラを長持ちさせるための工夫や、その後の現実的な維持管理の在り方について丁寧に解説した。
いずれの章も興味深いが、なかでも第2章「インフラはどのように劣化するのか?」では、コンクリート構造物の劣化について解説が詳しく、コンクリート構造物の高耐久化を実現した現場を紹介する第3章へと続く。
インフラ老朽化という切迫した課題を社会全体で考えるきっかけとして、若手技術者、土木を学ぶ学生、多くの皆さんに手に取ってもらいたい一冊。
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